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陶器生産村 チュダウ

位置: ハイズオン(Hai Duong)省、ナムサック(Nam Sach)県、タイタン(Thai Tan)村
特徴: ベトナム陶器の発祥地の一つである。この村では美術陶器が生産されれいる。

チュダウ陶器の生産は14世紀から17世紀頃まで盛んに発展したが、その後、戦争などの理由で無くなった時期があった。2001年、チュダウ陶器の研究が始まった上で、この陶器の釉薬や絵付け、形式などが復活された。その以後、この陶器が現在のように発展してきた。

チュダウ陶器の原料はチュックトン( Truc Thon)村で 『ハイズオン( Hai Duong) 省チーリン( Chi Linh) 県』取られた白い粘土である。この粘土がきれいに精製されてから、ろくろで成形される。昔から、チュダウ陶器の陶芸家は形を作ることから、絵付けまですべての工程は自分の手で実施されてきた。チュダウ陶器の特徴の一つはこの陶器に付けられた絵柄はほとんど蓮の花、菊、「ラックベット」という鳥などで、ベトナム人の生活、信仰を表している。特に、チュダウ陶器の生産には絵付けをしてから、釉薬を覆うという手法がある。チュダウ陶器の最も特別なのは釉薬である。この釉薬は籾殻を燃やした灰から作られるものである。その色は白い、藍色、青いなどである。

現在、チュダウ陶器は古い陶器を基に複製された陶器、生活用陶器、及び、輸出用陶器という3つの種類が生産されている。その中で最も有名なのは藍色の瓶と彈琵琶を模った瓶である。チュダウ陶器が現在、世界の20国々と地域に輸出されると共に、32の国々における46ヶ所の博物館で展示されている。

近年、チュダウ村の企業と住民は伝統的陶器生産の傍ら、伝統的職業村の観光発展を重視してきた。この村では伝統的陶器を紹介する展示スペースや陶器生産業の創始者を祀る祠堂などが建設された。チュダウ村を訪れる観光客はホン川デルタにあるベトナムの穏やかな村の風景を眺めるだけでなく、チュダウ陶器生産技術を理解したり、その生産工程に参加したりすることができる。

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